『ZOZOTOWN(ゾゾタウン)』などを運営する「ZOZO(旧名:スタートトゥデイ)」の前澤友作社長がTwitterで1月5日に100万円を100人に対してプレゼントするという総額1億円のお年玉キャンペーンを企画。
前澤社長は『ZOZOTOWN』の新春セールが史上最速で取扱高100億円を突破したことを祝し、ツイッターで自身のフォロワー100名に100万円、総額1億円のお年玉を現金でプレゼントすることを告知。
そしてリツイート数世界記録を樹立!
これを受けて多くの人が前澤社長の投稿をリツイートし、その数はこれまでの日本記録である355万件を突破、またリツイートのみならずフォローを当選条件としているため、フォロワー数も75万人から434万人へと急増。
7日にはTwitterのリツイート数の世界記録を更新、8日現在、そのリツイート数は550万回を超えています。
しかし1億円バラ撒きの裏で株価60%の大暴落
実は“1億円キャンペーン”発表の前日、ゾゾの株価が1843円となり過去2年で最安値を記録していた。
アパレル業界に詳しい店舗経営コンサルタントの解説では、「昨年7月に記録した過去の最高値4875円から、半年間で実に60%も株価が急落しています。ゾゾスーツ(着用してスマホで全身を撮影すると、自身の体型を採寸できる特殊なスーツ)の無料配布に伴う費用がかさむなどして、2018年4~6月期の営業利益がマイナス成長(前年同期比)に終わったことなどが原因だという。
ZOZO(旧スタートトゥデイ)の有価証券報告書によると、取締役8人の報酬合計は2億9400万円で、「連結報酬等の総額が1億円以上であるものはいない」という記載があります。したがって前澤社長の役員報酬も1億円未満ということです。
ということは前澤社長の資産源は保有株だとすると、今回の1億円をプレゼントした以上に
何百億という資産を失ってしまったのではと推測されます。
さらに、当選者決定後フォロワーが一気に5万人減る